[Review] ビデオ三脚 i Footage GazelleTC9 & Manfrotto 536MPRO 使用レビュー

こんにちは。
PalmTrees 長坂です。

今回は弊社で良く使用している動画用三脚
iFootage Gazelle TC9 / Manfrotto 536MPRO のご紹介となります。

目次

Sachtler flowtech シリーズが主流ではありますが、、、

映像関係の仕事をされてる方でしたら
一度は触ったことがあるでしょうし、それと同時に憧れを抱く三脚でもあると思います。

実際、私も初めてflowtechシリーズを使用した時は
「こんな便利な三脚、超最高じゃん!」

と感じましたし、現在でも技術で入る現場で
制作側に用意して頂いた三脚がflowtechだと「使いやすいな」と

素直に感じますし、普通に持っておいて全く損の無い三脚だと思います。

それでも flowtech ではダメだった理由。

これは仕事領域にもよりますが
弊社の場合、イベント収録及びENG、稀に報道よりの現場もあるのですが

一番の理由は「高さが全く足りない」になります。

flowtechは最大で155cm程度(雲台無し)となりまして
雲台+カメラ(三脚を多少窄めて高さを稼いでも)にて180cmいくか程度になります。

通常の撮影では正直、全く問題ありませんが
イベント収録等で咄嗟にカメラ前に人が来てしまう場合や

イントレ無しのライブ等のスタンディングの場合、「正直、全く撮れない」と言う事態になりがちです。

予備で購入した iFootage Gazelle TC9 が全てを解消してくれた。

この三脚を導入する前まで、Manfrotto 635FAST をメインに使用していました。
機構は違いますが、flowtech同様、一つの動作で三脚の上げ下げが可能なタイプで

助手を連れていけない一人現場の撮影の際は大変、重宝する三脚でもありました。

ただ、635FASTも一つだけ懸念点がありまして、最大が155cm(雲台無し)のため
flowtech 同様に高さが足りない三脚でもありました。

そのため、高さが必要な現場の際はManfrotto 535 MPRO と言う
170cm程度(雲台無し)まで高さを稼げる三脚を使用してましたが

脚部分が自重で上げ下げが出来ないタイプのため
「ロックを一回はずして、手で伸ばして」

となり、やはり煩わしさを感じておりました。

その折、イベント収録の現場で定点用の「とりあえずの三脚」が必要になり
某フリマサイトで定価の1/4程度でGazelle TC9 が出ており、これは!と思い入手させて頂きました。
(元々Cobraシリーズを使っており、製品の良さは分かっていたので)

そうしましたら

・脚部分は自重で上げ下げが出来る。(1段目は基本全伸ばしのため、実質flowtech的な使い方が出来る)
・最大が165cm(雲台無し)のため、ほぼ535MRPOと同じレベルまで稼げる&先述部分と重なりますが自重で高さ変更がきく。
・汎用的なグランドスプレッダーの装着が可能。
・カーボンで2kg程度の重量のため、移動及びロケの際に大変重宝する

「あれ。これって最高かもしれん」

となり、現場での使用回数が圧倒的に増え
気付けば635FASTを手放し、Gazelle TC9 が2本体制になっておりました。

こちらは実際にイベント収録時の設営写真になりますが
TC9の最高165cmに雲台+カメラとなりますので、実質2m程度は稼げる状態となります。

もちろん撮影時は脚立が必須となりますが、このくらい稼げると本当に助かります。

i Footage GazelleTC9 & Manfrotto 536MPRO の高さ比較

左 : Manfrotto 536MPRO / 右 i Footage TC9
※ 先述の535MPROではなく、536MPROになります。

どちらも一番低い状態(開脚無し)で70cm程度。

両方とも1段目を伸ばした状態。
※ TC9の脚の開きが若干、中途半端になっておりました。すいません。

こちらは2段目まで伸ばした状態。

どちらも同じ程度の高さとなり、撮影時はカメラを置いてませんが
レンズ位置で言えば、2mは優に超える状態となります。

※ 536MPROですが、2段目が自重がきかないため3段目を上げております。
理由は定かではありませんが、使用してて思う分に、2段目が自重で上げ下げ出来ると
3段目まで上げたい時に手が届かない状態になるためだと思われます。
(個体差で単純に2段目だけ自重がきかないのかもしれませんが… 一応ネジの調整などは購入後にメーカーでしてもらってるので大丈夫なはずですが)

536MPROを最大まで上げた状態。
この脚部分のみで203cmになりますので、雲台+カメラで考えると+30cmは稼げる状態です。

ここまで最大高を稼げる状態ですと、正直、イントレなくても
ほぼほぼ問題無く撮影出来る状態となります。

三脚の使い分け(ちょっと整理したい)

現在、弊社での使用頻度として

・i Footage TC9 が6割程度
・Manfrotto 536MPRO が4割程度
・Manfrotto 535MPRO はマルチカムの際に持っていく程度

となっており、TC9が一番稼働してる状態となっております。

これは単純にミラーレスの撮影が多いと言うのが一番で
XDCAMの際は雲台の関係で536MPROを使用しています。

あと高さが必要になる撮影がXDCAM使用の案件の方が多いと言うのもあり。

TC9も536MPRO(2段目はのぞく)も自重で
脚の上げ下げがきく三脚ですので、flowtech使用時の不満を解消してくれますし

尚且つ、静かな点も大変気に入っている部分になります。
(flowtechは結構ガチャガチャ煩いんですよね)

現在、弊社では

・i Footage TC9 × 2本
・Manfrotto 535MPRO × 2本
・Manfrotto 536MPRO × 1本

都合、5本所有しておりますが、これは若干多い状態かとも思いますし
正直、535MPROを2本とも売って、もう1本、TC9を入れるか

535PROを1本のみ売るかでも良いかと思っております。

インタビュー収録、イベント収録共に
3台使用で行っておりますので、予備も含め4本所有していれば
運営上、困ることはないので、他の機材も含め

機材整理を多少行っていこうかとも思っております。

536MPROはちょこちょこ使ってる方も見ますが
TC9は正直、自分以外使ってる方全く見ません 苦笑

個人的にはとても気に入ってる三脚なので
これからも使い続けていこうと思っております。

ここまでお読み頂きありがとうございました。
またお会いいたしましょう。

PalmTrees 長坂

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