
こんにちは。
PalmTrees 長坂です。
今回は Tascam Portacapture X6 のレビュー記事を書かせて頂こうと思います。
外観など

この機種は、タッチパネル操作が基本となってますので
同社のDR100MK3などと比べると、物理ボタンも少なく
非常にミニマムな設計になっております。

右側に
micro SD カード挿入口
USB Type-C 挿入口
電源ON/OFF | HOLDボタン

左側に
キャノン(XLR)端子 × 2
カメライン(EXT IN) / カメラアウト(LINE OUT)
ヘッドフォンジャック
ボリューム調整
が付いております。
AB方式、XY方式での収録が可能
基本的にAB方式が広範囲、XYはセンター(狙った位置)と言う認識となりますが
これはAB方式がワイドレンズで、XY方式は50mmの単焦点みたいな認識に近いと思います。
自分自身、アンビエントを収録する時はAB方式
スピーカー前に立てて、収音する場合などは、XY方式などの使い分けで行っております。
導入した理由
1. 32bit float であること。
正直、これが一番の理由と言っても過言ではありませんが
実務レベルで大変助かっております。
イベント収録など、全ての現場でリハーサル時にレベルの確認が出き
尚且つ、別途音声さんにお願い出来れば良いのですが
中々その様な恵まれた現場と言うのは少ないものでして
いきなり収録なんてことも多いです。
その際に、音声レベルを取っている時間などはありませんので
オートゲインに設定しレコーダー任せで収録を行なっております。
※ オートゲインですがHighとLowを選択でき
安全のためLowで収録しておりますが、レベル不足、過多なく収音出きております。
2.マイク収録(1,2ch) / ライン収録(3,4ch)が可能であること。
ここがDR100MK3と迷った部分と言いますか
操作性で考えるとタッチパネルより、物理ボタンが多い方が
業務レベルでは扱いやすいのですが
DR100MK3 はマイク収録とライン収録の同時収録が出来ないレコーダーとなっております。
例えば、イベント撮影の際に3chにライン音声、1,2chで環境音の収録などを
行いたい場合が多いのですが、その様な場合にDR100MK3ではラインのみ、環境音のみしか
収録が出来ないので、今回、Portacapture X6 を導入しました。
実際、先述の様な環境での収録は多くあり
今まではDR701Dにてライン収録、別途マイクを立て環境音を収録と行ってましたので
機材周りが大分コンパクトになり、大変助かっております。
3.マイク、レコーダーの一体型ポータブルが必要な場面が多い。
これは時代の進化と言っても良いと思いますが
マイクとスピーカーをBluetooth 接続しミキサーを使用しない
簡易PAシステムでのイベントなども増えてきておりまして(ラインアウトが無い)
スピーカー前にレコーダーを設置し音声収録など
が必要な場面も増えてきました。
ラインアウトを頂ける環境が理想ではありますが
どの様な場合でも、対応出来るように機材周りは揃えておきたいと思っております。
音質はフラットな印象
弊社で撮影、編集協力しているドラマー/パーカッショニストの森盛滋さんの
動画になりますが、こちらの音はDR701Dで4chライン収録、アンビエント音をPoratacpture X6 にて収録しております。
と言いますか Poratacpture X6 の音質がフラットで扱いやすかったので
むしろメインで使っている程です。
こちらの音を聞いて頂くと
ドンシャリっぽく聞こえるかと思いますが
これは編集時にそうしているものになります。
つまり、収録音がフラットなので
後処理が大変しやすいと言うことになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
正直、音は一番難しいと言いますか
現場でPAさんなどに時間がある時に、色々質問させてもらったりしておりますが
写真、映像に比べて音は見えない(波形で一応は見えますが)分
個人的には一番奥が深く、難しいと感じております。
その上で Portacapture X6 はある程度、直感的に
扱え、32bit float に良い意味で頼れるので
私達のような動画屋及びスチール屋にとっては
かなり強い味方になるレコーダーだと感じています。
ガチの音声さんからすると、色々不満はあると思うので
立場によって評価は変わってくると思いますが
私個人としては大変気に入っている
ポータブルレコーダーとなっております。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
またお会いいたしましょう。
株式会社PalmTrees 長坂


